2024 ユニセフ国際理解講座
第3回 グローバルな衛生課題の解決に向けて ~世界中にトイレと手洗いを~
いま世界では約2人に1人が安全に管理されたトイレを使用できない生活を送っています
ユニセフとLIXILは衛生環境を改善するグローバルパートナーシップMAKE A SPLASH!(2018年締結)による活動を実施しています。双方の強みを活かし、低中所得国を中心に住民の衛生行動の促進、公衆衛生のリスクに晒される弱い立場の人々が手頃な価格で利用できる衛生用品やサービスの選択肢を増やす衛生市場の構築を支援。
その活動範囲はコロナ禍に手洗いの分野にも拡大しています。
(参考リンク)https://s.lixil.com/mas
<講師プロフィール>
Dr.Dave Mateo(デイブ・マテオ 博士)
フィリピン出身。土木・環境衛生エンジニア。日本に22年間拠点を置き、現在は住宅設備機器・建材メーカーであるLIXILのインパクト戦略室の責任者として、「グローバルな衛生課題の解決」・「水の保全と環境保護」・「多様性の尊重」の3つの優先取り組み分野において、サステナビリティへのコミットメントを推進する。「全ての人々に改善された安全な衛生環境を」を信念に、大学在学中は開発途上国の都市エリアにおける持続可能な衛生解決策の研究に従事し、ドライトイレやエコロジカル・サニテーションに関する長年のフィールド研究を経て、地球環境学と環境マネジメント分野で京都大学博士課程を修了。国際連合環境計画(UNEP)、NPO、大学、多国籍消費財企業、監査およびコンサルティング会社に勤務。20年以上にわたり、企業の持続可能性戦略と実行、ESG報告、開示と保証、インパクトマネジメントとコミュニケーションにて豊富な経験を積む。趣味はガーデニングや家族、友人、愛犬と過ごすこと。
<ユニセフグローバル企業とは>
ユニセフとLIXILは、子どもたちとその家族が屋外での排泄をなくし、手頃な価格で魅力的なソリューションを利用できる社会を目指すプログラムを通じ、より安全で清潔な衛生環境を推進しながら、途上国の衛生市場の確立に向け、地域コミュニティと取り組んできました。このようなマーケット主導型プログラムに加え、衛生経済の機会創出への関心を高め、開発の優先順位の検討と投資の拡大に重点を置いた共同提言も実施しています。現地での活動は、サプライチェーンや流通ネットワークの構築、地元の起業家や職人による製品の販売、設置、サービスの支援など、多岐にわたります。
※ユニセフは特定の企業やブランド、製品、サービスを推奨するものではありません。
日時: 9月28日(土) 14:00~15:30 (受付:13:30)
当講座は<会場参加>と<zoom配信参加>で開催いたします。
どちらかを選んでご参加ください。(要事前申し込み)
参加方法:
①会場参加 水戸市民会館中会議室 定員:70名
水戸市泉町1丁目7番1号(泉町1丁目バス停下車)
(水戸市民会館には駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用下さい。)
②ZOOM配信参加 定員:100名
※ 定員に達した場合お断りすることがございます。いただいた個人情報はこの企画以外に使用しません。
また、講師が海外派遣など発生した場合、海外よりオンラインで実施。
事前収録を上映する場合もあります。ご了承ください。
参加費:無料(ZOOM配信参加の場合、通信費用は各自ご負担ください。)
講師:株式会社LIXIL Dr.Dave Mateo
主催:茨城県ユニセフ協会『URL https://unicef-ibaraki.jp』
申し込み締め切り:9月24日(火)
お問い合わせ:茨城県ユニセフ協会:ozawa@ibaraki-kenren.coop
℡:029-224-3020