水戸市立堀原小学校6年生に向けた「ユニセフ学習会」
11月27日(金曜日),水戸市立堀原小学校6年生の4時間目にユニセフ学習会を行いました。
事前に,茨城県ユニセフ協会事務所に児童から直接電話がありました。「貧困について学びたい」という依頼を受けての学習会でした。
そこで,今回は子どもたちがよくおやつに食べる「チョコレート」についての学習会です。
こども用の「ユニセフ手帳」を一人一人が手に取り,世界地図をみてチョコレートの原料「カカオ豆」の生産地ガーナを探しました。そして、初めて見る実物のカカオの実(ドライ)を手に取り匂いを嗅いでみたり、興味深く観察していました。
そして絵本「そのこ」〔詞 谷川俊太郎 絵 塚本やすし〕を見ます。
内容は,日本の7歳男の子が,会ったことのないガーナの「そのこ」について思うことのお話し。
児童たちが感じた事,分かった事をポストイットで沢山張りつけてみました。
- 登場人物は?
- なんで,そうなったの?
- どうしたらいい?
- 私たちに何が出来る?
グループごとの発表では、「そのこ」が、土の上で寝ていること,学校に行けず働いていること、などを知りました。
「何が出来る?」では、
- カカオを高く買えばいい。
- 国からの援助か必要。
- 世界の「そのこ」の様な子がいることを知る。
- ユニセフの募金活動に強く協力する。
など気がついたことを書き出しました。
児童たちはまだまだ、質問などがあったようでしたが予定の時間になったので、終わりにしました。
とても、充実した学習会が出来ました。ありがとうございました。